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八ツ森駅【駅訪問】 ~東北・北海道の旅その2~

猪苗代湖畔駅の訪問をした後は、郡山で東北本線、福島で山形線、と乗り換えをして、普通列車を乗り継いで山形へと向かいました。山形からは左沢線全線を乗りつぶし、もう車窓からの景色が真っ暗になった頃、仙山線で南下して、仙台にて1泊しました。

翌日は、仙台6:37発の普通列車で熊ヶ根へ。
熊ヶ根から仙台市バスに乗るのですが、時刻表より2分早く発車しようとしていたので、バスが来るまでの数分の間に駅前のコンビニに行って朝食を調達することができませんでした。

そんな複雑な思いの中、バスに乗って向かったのが、「八ツ森駅」です。

yatsumori-1




(臨)八ツ森
やつもり
Yatsumori

住所:宮城県仙台市青葉区新川字深沢
所属路線:東日本旅客鉄道(JR東日本)仙山線
開業:1937(昭和12)年11月10日(仮乗降場として開業)
臨時駅昇格:1987(昭和62)年3月31日
休止:2002(平成14)年

情報元・・・JR東日本公式サイト、Wikipedia

駅名の由来は、付近に「八森(はつもり)スキー場」があったからですね。
開業日は、仙山線が全通した日です。また、臨時駅となった翌日に国鉄が民営化されています。
そのスキー場の利用者のために設置された駅ですが、国鉄が1961(昭和36)年に新川ラインという散策道を整備したことで、山歩きのための利用客が訪れるようになったそうです。しかしその後、1970(昭和45)年にスキー場が廃止となったため利用客が減り、とうとう列車がまったく停まらない駅になってしまったとのこと。

列車が全く停まらないうえに、集落から離れた森の中にあるため、秘境度の高い駅です。
しかもこの駅までの道には、クマ出没注意の看板を2、3箇所見かけました。事前に調べていたので、この日のために熊除け鈴をあらかじめ購入・着用しての訪問です。


仙台では友人と2人で1泊しましたが、この駅訪問は1人で行いました。
先ほど話したバスですが、八ツ森まで来るのは平日朝1本、夕方3本、さらに土休日となると朝1本、14時台に1本となります。今回は朝のバスで向かい、帰りは大変だけど歩くという計画にしました。

2分早く発車したバスは、なぜか結構急いでいる感じでした。また途中、右手にはこの後訪問する西仙台ハイランド駅も見ることができました。
ニッカウヰスキーの宮城峡蒸留所があるところで左折すると、フリー乗降区間となります。運転手さんに一言いえば降ろしくてくれ、手を挙げれば停まって乗せてくれるのです。
降車ボタンを押した際、運転手さんから「バス停まででよろしいですか」と聞かれました。

降車時に運賃を支払う際、運転手さんに、先ほどのニッカウヰスキーまで徒歩でどれくらいかかるのか尋ねてみたところ、「結構かかりますよ~、うーん・・・」と答えられました。
私のほかに、もう一人降りる方がいて、その方が「2、3時間はかかるよ!」と教えてくださったので、帰りの時間はそのことを考えて設定することにしました。だいたい予想もそんな感じだったので、スケジュールでは半日駅訪問にしておいたのがちょうど良かったです。

ちなみに、このバスは元来た道を戻って作並駅へと向かいます。

八ツ森バス停
▲八ツ森バス停

さて、ここから八ツ森駅までは、徒歩約20分となります。
1人で行く予定が、先ほど降りた方がいてくださったので安心しました。

八ツ森までの道のり1
バス停から歩くとすぐに道は細くなっていきます。

八ツ森までの道のり2
この先で、道は・・・

八ツ森までの道のり3
アスファルトからダートに変わります。
ここで左を見ると・・・

八ツ森までの道のり4
▲山火事用心

熊 出 没 注 意 !!

事前に用意しておいた熊よけ鈴をバッグにつけて、カランカラン♪と音を鳴らしながら歩きます。
先ほどの方はもう慣れているようで、熊よけ鈴をつけてどんどん先へと進んで行きます。

ここから先は少し直線となりますが、しばらく歩くと・・・
八ツ森までの道のり5
カーブを曲がります。

八ツ森までの道のり6
右手はただの森ではなく、川となっています。
道は下り坂になっていて、少し滑りやすいですね・・・

写真奥にある右カーブの所まで行くと・・・

八ツ森までの道のり7
川を渡る橋があります。ここはぬかるんでいるので注意が必要です。
橋を渡りきると、分かれ道があります。

八ツ森までの道のり8
左折しようとすると、すぐに行き止まりとなります。
ここは駐車スペースと思われます。

右に写っている黄色い看板に書かれているのは、

この付近に クマ出没 注意必要

これはビビる文章ですね・・・。


で、右を向くと・・・
八ツ森までの道のり9
上り坂と下り坂に分かれています。

進むのはもちろん、上り坂の方なんですが、下り坂の方はというと・・・
謎の立入禁止
ロープで塞がれています。
Googleマップで見ると、この先は川に面していて、行き止まりになっています。しかし川の向こう岸には道があることから、かつては橋があったのが流されてしまい、立入禁止にしたのだと私は予想しています。
その向こう岸にも建物の印があるのですが、その道は他の場所に通じていません。ここにはいったい何があるのか、どうやって行けばいいのか、謎ですね・・・。

ただでさえ熊が出る危険な場所なのに、それを上回るほど危険な場所に行こうという気持ちは起きないので、先ほどの上り坂を進んで行きます。

八ツ森までの道のり10
上りきると、また分かれ道となります。ここを左折すると八ツ森駅に到着します。
直進すると、隣の奥新川駅へとつながる「新川ライン」という散策道となります。
奥新川駅へは、これまた2時間かかるそうです・・・

しかし、この新川ラインもGoogleマップだと途中で途切れています。

八ツ森駅前の矢印
右手には駅から降りてきた人のための矢印看板があります。

鉄橋
直進(新川ライン方向)すると、鉄橋が見えます。
道はこの下をくぐって、新川ラインへと続きます。

ここで、先ほどの方と挨拶をし別れ、私は駅の観察を始めることにしました。

八ツ森駅入口
▲八ツ森駅入口

八ツ森駅入口2
ほとんど草に埋もれていてわかりにくいですが、階段があります。
ここを通ってホームに上がります。

八ツ森駅へ
草に埋もれて、すごく錆びた階段を上がれば・・・

八ツ森駅ホーム全景
ホームとなります。

八ツ森駅全景
写真左手の柱の裏には、ジッパー付の書類袋が柵に引っかけられています。
中身は「駅ノート」です!駅舎がなくても、ちゃんと用意してあるんですね・・・。証拠写真を撮らなかったのが残念。

八ツ森駅
ホームの端へと向かいます。

八ツ森駅2


E721系
編成写真が撮れます・・・

八ツ森駅3
こちら側からもホーム全景を・・・。

鳥の鳴き声以外の音はしなかったので、まさに秘境だなって感じでした。

行く日や時間帯によっては、近くの遊園地「仙台ハイランド」のレースサーキットの音がよく聞こえるそうです。

八ツ森駅4
線路の向こう側の下には道があります。新川ラインの案内看板ですね。

八ツ森駅5
最後に駅名標とホームを。


帰り道も気は抜けません。
観察中も、帰り道にも、ハイキングの人がちらほらいましたが、自分のペースで来た道を戻りました。

帰りのバスは夕方までないので、もちろん歩きます。
大変そうだなと思いましたが、歩くことに徹しました。
ニッカウヰスキーの蒸留所まで2、3時間かかるよって言われましたが、実際の所1時間~1時間半で行けました。

ニッカ橋交差点に着くところで通り雨(強かった)に遭ってしまいましたが、交差点に小屋があったので、少しの間雨宿りしました。
雨が弱まったところで再び歩き出したのですが、途中で大型トラックが水たまりを通過して、歩道を歩く私のズボン全体がびしょ濡れになってしまいました。最初はイライラしていたのですが、八ツ森駅訪問で泥だらけになった靴などを洗い流してくれたのだと、変にポジティブに考えながら、西仙台ハイランド駅へと向かうのでした。


最後に・・・
この記事を参考にしてくれると、管理人の私としてはうれしいですが、行く場合は自己責任で。
ゴミを捨てたり、列車の運行を妨害したりすることのないように。

そして、歩きやすい靴、汚れても良い服装で行くことをおすすめします。
熊対策もしてください。


では。
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テーマ : 鉄道
ジャンル : 趣味・実用

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プロフィール

セルフ

Author:セルフ
都区内在住の大学院生。学部とは異なる専攻に進学したことで、ようやく通うキャンパスも都区内になりました。

東京メトロと乗り入れ路線を中心に鉄道写真を撮影。

千代田区地域福祉交通「風ぐるま」見直し検討会委員(2012年6月~2014年3月)

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